ECサイト運営

松井春樹

ネットショップという言葉が当たり前になり、誰でも一度は通販を利用したことはあるのではないでしょうか。

昔はネットショップといえば大手ショッピングモールが頭に浮かんできましたが、今ではモール以外にも自社サイトを安価で開店できるサービスも多く登場してきています。

ネットショップ運営において最も大事なのは、販売する場所ではなく、本気度です。

弊社も10年以上、自社ネットショップ運営を行い、私自身が全て管理し、多くの店長仲間と知り合ってきました。

その中で、企業方針や決定であるとはいえ、閉店する仲間も多く見てきました。

弊社はコンサルタントとかではないため、戦略的なアドバイスや顧問などは行っていませんが、現実にずっと実務をしているため、相談頂いた数社にて、WEB人材育成やサポートをしてきました。

「HP制作」欄にも書いていますが、ネットショップ運営についても、外注依存で成功するケースは少ないです。

外注依存して成功するケースが、自店舗でちゃんとスキルとノウハウがある場合、外注に依頼したほうがコスパがいい場合などは大丈夫ですが、WEBの知識が無い会社が、ネットショップを立ち上げるのを、丸投げすると、ランニングコストしかかからないケースが大半です。

ネットショップは自販機ではありません

これは、何度も言ってきたことなのですが、ネットショップを開店したからあとは売れるだけ、なんていうケースはほとんどありません。

開店はスタート地点でしかないので、放置していて売れる商材はほぼ無いでしょう。

「売れるために何をしたらいいのか。どうしたらいいのか」

というのを、自社で考えて運営しながらノウハウを積み重ねる。

商材やジャンルによって、店舗内ページの見せ方や作り方も変わりますし、同業種であっても強みや差別化が異なるため、同一の正攻法というのはありません。

よく、「あの会社めっちゃ売れてるらしいから、うちも始めたい」

というのを言われますが、

他社がどのようなことを行っているのかによって変わるので、他社の事例は参考程度にしておくのが一番です。

簡単に言うと、

広告費に毎月100万投下してる会社と0円の会社では違いますよね。

内情は、外からは見えませんし、売り上げが上がっていても、利益が無いショップもあります。

ネットショップ運営でやるべきことは、有名ですが、

売り上げ=アクセス人数×客単価×転換率

これ以外にありません。

この中で、課題を考えて取り組んでいくことが重要となります。

現在でも数社のWEB管理とECサイト運営サポートをしていますが、自社運営もあり、物理的な限界があり新規の依頼は受けれないですが、実務を日々行っている生の声などをブログ等で更新していこうと思います。

ネットショップを開店するのにかかる費用は?

というのも聞かれたりしますが、これもWEB制作と同じでピンキリです。

ピンキリというのは、商材の数やページボリュームも会社によって異なるためなのですが、店舗をゼロから構築するのを依頼すると、50万から100万円くらいの見積もりが多いのではと感じています。

これも、開店するプラットフォームによって大きく変わると思いますが、上記の金額はモール出店時やしっかりした自社サイト構築時です。

簡易に出店するだけなら、無料のサービスも今ではあります。

が、肝心なのは開店してからです。

過去の経験上、「安くできるからネットショップやろう」というケースは多くが頓挫してます。

ネットショップもリアル店舗と同じです。

リアル店舗を開店するのにかかる費用に比べたら遥かに安価で、お店が開店できるというだけです。

 

 

 

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